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【リール動画】改善する患者しない患者決定的な違い

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改善する患者しない患者決定的な違い
相武台脳神経外科の加藤貴弘です。
診察させていただく中で、僕自身の話している内容が、
よく伝わる方と伝わらない方で、大きな違いがあります。

その違いについて、今日お話しさせていただきたいと思うのです。
生活習慣病、特に高血圧、高脂血症、糖尿病、あるいはそこから引き起こされる、
脳梗塞、心筋梗塞、がんも含めてですが、
そういった病気を発症された場合、

例えば、車のタイヤを替えるみたいに、
高血圧であったら、血圧を下げる薬を飲めばいい。
糖尿であったら、血糖を下げる薬を飲めばいい。
がんであったら、ビタミン点滴をすればいい。

というふうに短絡的に考えられている方と、
あるいは、生活習慣病なので、
今まで何十年とご自身が向き合ってきたお体に対しての向き合い方が、
もしかしたら違っていたかもしれない、と思える方。

このお二方で、これからの十年間というのは、
相当お身体の状態が変わってきます。

やはり、「薬だけ飲めばいい」という方であれば、
体との向き合い方、
今まで何十年と体と向き合ってきた向き合い方が間違っていて、
そういう症状になった。

生活習慣ですから、そういう症状になったわけで、そこを見直さなくて、
薬だけ飲めばいいという方は、
結局は、やっぱり向き合い方が悪いわけですから、
今後何十年と、また同じような悪い向き合い方をしていけば、
やはり薬の量も増えていくし、どんどん悪くなる。

だけど、今の時点で、
「もしかしたら、今までの何十年間、私は間違っていたかもしれない」
と思えるかどうか。
思える方というのは、少し見直すという努力を、
少しずつされていくわけで、そうなってくると、
やはり血圧の薬を減らすような可能性が大いにありますし、
あるいは、減らさないまでも増えない状況になってくる。

いろいろな他の生活習慣を予防するような、これからの何十年。
体の調子が良くなってくる何十年となりますので、
そういった点が大きく変わってきます。

やはり、生活習慣病の結果、ご自身のお体が望まない、
結果になったということは、やはりご自身の向き合い方が、
何か今まで違っていたかもしれない、というふうなことを思えるかどうか。

というのは、スタート地点として大きなポイントとなりますので、
「何か医者から言われているけど、私はもしかしたら、
ちょっと考えが違っていたかもしれない」
ということを思えるかどうか、

というのは、すごく可能性を広げますので、そういうのは怖いですが、
一つ、そういったことをいろんな部分を含めて持っていただくと、
いろいろな可能性を秘めていると思いますので、
ぜひお勧めさせていただきたいと思います。

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講師プロフィール

加藤 貴弘
相武台脳神経外科院長

私は加藤貴弘と申します。小田急線相武台前駅徒歩2分、新宿より約50分ほどの場所に、2011年7月より脳神経外科クリニックを開業しております。広島大学を卒業後(2002年)脳神経外科にて修練をつみました。

経歴としましては1976年静岡県三島市で出生。小学校〜高校まで香川県仲多度郡多度津町で過ごした後、駿台市ヶ谷校で1年浪人生活(谷塚寮)。広島大学医学部卒業後、国立国際医療センター(初期研修、後期研修脳外科、ベトナムチョウライ病院にて3ヶ月研修)、県立宮城こども病院脳神経外科(後期研修)、青森県立中央病院麻酔科、横浜新都市脳神経外科などで脳神経外科臨床に携わってまいりました。

その経験の中で、いま医者が目指していることと世間一般の方の医療に対する要望とどんどん開きが出てきていること、さらに介護保険も含めると国家予算の半分以上を占める医療費、医療人の人手不足、過酷な労働環境などを目の当たりにしてきました。医療改革を多くの方が必要と感じていますが、出てくる発想や対策は場当たり的な、対策でしかありません。そのような対策は焼け石に水で、破綻への道を転がり落ちる速度は加速度的にあがっていくばかりです。

私は「本質に無理はない」という考え方がベースにあります。我々は医療に対して、もしかしたら、大変な勘違いをしているのではないか?という思いにかられて2年前一時的に医者をやめて日本全国を歩き回り取材に奔走しました。その結果、私はひとつの結論に達しました。
「ベクトルの向きを、逆にすれば良いのだ」押してだめならひいてみろ、です。

いま世の中の方は、脳卒中にならないか? 心筋梗塞にならないか? 癌にならないか? 不安で一杯です。心の声が聞こえてきます。「だれか私の体を病気から守って、健康にして。医者だろ助けてくれよ」「私の体は病気にならないと保証してくれ」助けを求めて、病院、人間ドックなどに行きます。あるいは、そのような願望があるものの怖くて行けない状態です。結論から言います。その方向へ進んでも永遠に健康の安心感は得られないでしょう。次から次へといろんな欲求、不安が出てくるだけです。

私がつかんだ答えは、本当に単純なものでした。「答えを外に求めない。内に求める」できるだけ自分の心の声を、体の声を聞こうとする。全くベクトルを逆にするというものでした。そのことの詳細をお伝えできればとおもい日々診療させていただいています。もし、実際に関わらせていただくことができる機会に恵まれましたら幸いです。

相武台脳神経外科
院長
加藤 貴弘

院長略歴
2002年 3月 広島大学医学部卒業
2002年 4月 国立国際医療センター(ベトナムに派遣・3ヶ月間)
2007年 4月 宮城県立こども病院
2010年 4月 横浜新都市脳神経外科
2011年 7月 相武台脳神経外科へ着任

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