「健康」— 欲と体の声の違いを聴き分けるには? | |
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PART 1 | 1:13:36 |
カリキュラム
フリーランス教師として各種交流イベントやセミナーなど、多彩な活動をされているチャイさん。
チャイさんがパーソナリティを務めるインターネットラジオ「チャイネクスト大人の隠れ塾」に、ゲスト講師として相武台脳神経外科・加藤貴弘が出演し、「健康」をテーマにさまざまなお話をいたしました。
チャイネクスト大人の隠れ塾
普段なかなか学ぶことができないことを耳で学ぶ大人のためのラジオセミナーです。私チャイがインタビュアとなりゲスト講師をお招きして皆様の人生をレベルアップさせるような素敵な講座をお届けします。いつからでも人生は変えられると合言葉に今日も新たな学びを楽しみましょう。
講師:相武台脳神経外科 加藤貴弘
ガン治療に対しての当院の取り組み
当院の役割 存在理由とは?
自分の体に対しての“適切な”イメージングの仕方
運転の運転で大切にしていること
体への誤解を、365日何年も重ねていることとは?
人生が100年になるにあたって意識しなくてはいけないこととは?
現代の医療現場が混乱しているのは、あまり難しい問題ではない?
医療現場、社会保障制度がほぼ沈没寸前の理由とは?
相武台脳神経外科を開業した経緯とは?
加藤が外科を目指した理由とは?
加藤が、メスを置いたきっかけとは?
現代人が 健康を考える上で非常に盲点となっていると加藤が考えることとは?
当院の理念「自分の健康を自分で責任持つ」を掲げている理由とは?
加藤が、教育の場で子供のしつけを、学校の先生に押し付けている親に怒っている理由とは?
チャイが、セミナーで気をつけていることとは?
「気づき」で脳の中で起こっていることとは?
知識を深める上で、根本的なことに立ち返ることとの重要性とは?
体の声を「聴く」ことと、「聴き続ける」ことの重要な違いとは?
具体的な健康への習慣獲得方法とは?
自分の欲望と、体の声の区別の仕方とは?
食べたい欲望と、体が本当に欲していることの違いを理解するためには?
加藤が食で特に気をつけていることとは?
加藤が、大量生産された食品を嫌っている理由とは?
加藤が、大量生産された衣類を嫌っている理由とは?
特別支援学級が多くなっている理由とは?
脆さと反脆さ、本当に強いのはどっち?
これからの、先が読めない時代に、反脆く生きていくために必要なこととは?
現実生活もうまく生活して、さらに反脆く生きていくために、現実的なテクニックとは?
加藤が、患者さんに、重要なメッセージを伝える際に、目の前の患者さんに今伝わらなくても良いと考えている理由とは?
情報化社会で、本当に重要な情報を捉える具体的な方法とは?
知識を智慧に変換させる実践的な方法とは?
AIが本来の人間の能力を教えてくれている?
現代は、人間とはなんなのかが突きつけられている時代
加藤が考える「人間とは」
講師プロフィール
チャイ
「学びをエンターテイメント」にとの思いで大人の学びの場を展開し、異業種のつながりを作り出すフリーランス教師。主に大人のための学び講座、大人の小学校などをオンラインで開催。
また、インターネットラジオでも複数の番組を持つ。
podcast「行け!世界遺産と雑学の旅★」podcast「今日も畳の目を数える。」などの番組のパーソナリティ。
加藤 貴弘
相武台脳神経外科院長
私は加藤貴弘と申します。小田急線相武台前駅徒歩2分、新宿より約50分ほどの場所に、2011年7月より脳神経外科クリニックを開業しております。広島大学を卒業後(2002年)脳神経外科にて修練をつみました。
経歴としましては1976年静岡県三島市で出生。小学校〜高校まで香川県仲多度郡多度津町で過ごした後、駿台市ヶ谷校で1年浪人生活(谷塚寮)。広島大学医学部卒業後、国立国際医療センター(初期研修、後期研修脳外科、ベトナムチョウライ病院にて3ヶ月研修)、県立宮城こども病院脳神経外科(後期研修)、青森県立中央病院麻酔科、横浜新都市脳神経外科などで脳神経外科臨床に携わってまいりました。
その経験の中で、いま医者が目指していることと世間一般の方の医療に対する要望とどんどん開きが出てきていること、さらに介護保険も含めると国家予算の半分以上を占める医療費、医療人の人手不足、過酷な労働環境などを目の当たりにしてきました。医療改革を多くの方が必要と感じていますが、出てくる発想や対策は場当たり的な、対策でしかありません。そのような対策は焼け石に水で、破綻への道を転がり落ちる速度は加速度的にあがっていくばかりです。
私は「本質に無理はない」という考え方がベースにあります。我々は医療に対して、もしかしたら、大変な勘違いをしているのではないか?という思いにかられて2年前一時的に医者をやめて日本全国を歩き回り取材に奔走しました。その結果、私はひとつの結論に達しました。
「ベクトルの向きを、逆にすれば良いのだ」押してだめならひいてみろ、です。
いま世の中の方は、脳卒中にならないか? 心筋梗塞にならないか? 癌にならないか? 不安で一杯です。心の声が聞こえてきます。「だれか私の体を病気から守って、健康にして。医者だろ助けてくれよ」「私の体は病気にならないと保証してくれ」助けを求めて、病院、人間ドックなどに行きます。あるいは、そのような願望があるものの怖くて行けない状態です。結論から言います。その方向へ進んでも永遠に健康の安心感は得られないでしょう。次から次へといろんな欲求、不安が出てくるだけです。
私がつかんだ答えは、本当に単純なものでした。「答えを外に求めない。内に求める」できるだけ自分の心の声を、体の声を聞こうとする。全くベクトルを逆にするというものでした。そのことの詳細をお伝えできればとおもい日々診療させていただいています。もし、実際に関わらせていただくことができる機会に恵まれましたら幸いです。
相武台脳神経外科
院長
加藤 貴弘
院長略歴
2002年 3月 広島大学医学部卒業
2002年 4月 国立国際医療センター(ベトナムに派遣・3ヶ月間)
2007年 4月 宮城県立こども病院
2010年 4月 横浜新都市脳神経外科
2011年 7月 相武台脳神経外科へ着任