ストレスが人間本来の生き方を思い出してくれる?
脳梗塞に絶対にならない方法♡
受講者のみなさんとお茶会の模様
メディカル × 仏教〔第3回〕 脳梗塞に絶対にならない方法♡ | |
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人類の永遠のテーマ ストレスを武器にする 〔脳梗塞とは / 動脈硬化に影響する因子 / 仏教におけるストレスの捉え方 / 仏教で心の成長で必要と考えているもの / 仏教でのストレスのコントロール方法 / 今に意識を向けることでの利点とは? / 肉体的なストレスに対しての加藤の考え方 / 糖尿病と寒い家で住むことの関係性とは / 加藤のストレスに対しての考え方〕 |
9:18 |
脳梗塞に絶対にならない方法♡ 〔仏教での「苦」の意味するところ / 必要なストレスと必要でないストレスを見分ける方法 / 生活習慣病(脳梗塞など)にならないためにいちばん重要なこととは? / 人間、頭で正論とわかってもどうしてもそれに反してしまう行動をしてしまう時、どうすればよいか? / 体にとって大切なことはあるが、更に意識しなくてはいけないことは、〇〇という制限があるということ / 心に振り回されている方が、“心を”コントロールする方法とは? / 加藤がとらえる西洋医学の位置づけ、西洋医学の治療とは? / 生活習慣病は、患者さん御自身の履歴書?〕 |
10:37 |
気持ちよさを追求する生き方 〔仏教から“体の声をきく”一つの具体的な方法 / 仏教で呼吸を意識を向けることを基本にしている理由とは? / 呼吸に意識を向けていく瞑想法(是非実際にされてみてください) / 加藤が考える病気になる理由とは? / 加藤は、「表層的な気持ちよさ」と「深い意味での気持ちよさ」との違いをどこで判断しているか? / 加藤が追求している生き方とは?〕 |
7:43 |
受講者の方とのお茶会(リラックスした感じで) 〔自然的なストレス。寒さとのふれあい方 / 「脳溢血」「脳梗塞」「脳出血」などの言葉の意味 / カフェインと健康 / 計測できないものは医学ではない? / 加藤が手術からはなれて開業した理由とは? / 早島さんが興味を感じた、加藤のベトナムのエピソード / 日本の病院の実力を最大限活用する方法 / 早島さんがメディカル仏教を継続する理由 / 相互依存に関しての話 / 可能性の世界でいきていくために「〇〇が必要と」加藤は考えている / 反省の方法:反省した時に、「後悔した事象」と自分の感情を分離する作業 / 分離するためにどのように考えたらよいと加藤は考えているか? / 仏教における「無明」とは? / 早島さんが忙しい時に意識していることとは? / メディカル仏教のこれからの方向性とは?〕 |
36:52 |
カリキュラム
仏教の考え方が、現実の医療の現場とかけあうと、どのような化学反応がうまれるか?
今回は、脳梗塞などの生活習慣病に関してとりあげます。
この動画を視聴されることにより脳梗塞に対しての認識が180度変わり、苦しみの状況が、宝の山に囲まれている事実に驚愕します。
成就山妙福寺の副住職 早島英觀と、相武台脳神経外科院長 加藤貴弘(無宗教)による息の合ったかけあいにご期待ください。
講師プロフィール
早島 英観
妙福寺 副住職
1982年生まれ、立正大学仏教学部卒
千葉県南房総市にある成就山妙福寺の副住職を務める。また、日蓮宗宗務院に勤務し「仏教を身近に感じて欲しい。お寺をワクワク空間にしたい!」と、各種イベントや体験ワークショップなどを企画している。一方、宗派の枠を超えた活動の重要性も感じ、寺子屋ブッダの立ち上げにも参画。寺子屋ブッダの活動を通じて、全国のお寺がもっと元気になり、たくさんの人が仏教の魅力(教え)に触れる機会を創出したいと考えている。
修行履歴
2000年 得度
2003年 信行道場修了(正式な僧侶の資格を得る)
2009年 日蓮宗大荒行堂成満
2009年 日蓮宗社会教導師任命
加藤 貴弘
相武台脳神経外科院長
私は加藤貴弘と申します。小田急線相武台前駅徒歩2分、新宿より約50分ほどの場所に、2011年7月より脳神経外科クリニックを開業しております。広島大学を卒業後(2002年)脳神経外科にて修練をつみました。
経歴としましては1976年静岡県三島市で出生。小学校〜高校まで香川県仲多度郡多度津町で過ごした後、駿台市ヶ谷校で1年浪人生活(谷塚寮)。広島大学医学部卒業後、国立国際医療センター(初期研修、後期研修脳外科、ベトナムチョウライ病院にて3ヶ月研修)、県立宮城こども病院脳神経外科(後期研修)、青森県立中央病院麻酔科、横浜新都市脳神経外科などで脳神経外科臨床に携わってまいりました。
その経験の中で、いま医者が目指していることと世間一般の方の医療に対する要望とどんどん開きが出てきていること、さらに介護保険も含めると国家予算の半分以上を占める医療費、医療人の人手不足、過酷な労働環境などを目の当たりにしてきました。医療改革を多くの方が必要と感じていますが、出てくる発想や対策は場当たり的な、対策でしかありません。そのような対策は焼け石に水で、破綻への道を転がり落ちる速度は加速度的にあがっていくばかりです。
私は「本質に無理はない」という考え方がベースにあります。我々は医療に対して、もしかしたら、大変な勘違いをしているのではないか?という思いにかられて2年前一時的に医者をやめて日本全国を歩き回り取材に奔走しました。その結果、私はひとつの結論に達しました。
「ベクトルの向きを、逆にすれば良いのだ」押してだめならひいてみろ、です。
いま世の中の方は、脳卒中にならないか? 心筋梗塞にならないか? 癌にならないか? 不安で一杯です。心の声が聞こえてきます。「だれか私の体を病気から守って、健康にして。医者だろ助けてくれよ」「私の体は病気にならないと保証してくれ」助けを求めて、病院、人間ドックなどに行きます。あるいは、そのような願望があるものの怖くて行けない状態です。結論から言います。その方向へ進んでも永遠に健康の安心感は得られないでしょう。次から次へといろんな欲求、不安が出てくるだけです。
私がつかんだ答えは、本当に単純なものでした。「答えを外に求めない。内に求める」できるだけ自分の心の声を、体の声を聞こうとする。全くベクトルを逆にするというものでした。そのことの詳細をお伝えできればとおもい日々診療させていただいています。もし、実際に関わらせていただくことができる機会に恵まれましたら幸いです。
相武台脳神経外科
院長
加藤 貴弘
院長略歴
2002年 3月 広島大学医学部卒業
2002年 4月 国立国際医療センター(ベトナムに派遣・3ヶ月間)
2007年 4月 宮城県立こども病院
2010年 4月 横浜新都市脳神経外科
2011年 7月 相武台脳神経外科へ着任